楽山苑へ。

2013年5月20日

天地人で有名な、与板「大阪屋」三輪家は、江戸中期屈指の豪商として広くその名を全国に知られていました。明治に入り、十一代当主となった三輪潤太郎は、屋敷裏手の小高い傾斜地と樹木の姿に風雅を見出し、明治25年ここに茶室風の別荘「楽山亭」を造りました。簡素な中にもきめ細やかな仕掛けと巧みの技が凝らされ、客人をもてなすさまざまな趣向にあふれた「楽山亭」は、つつじの咲く季節に合わせライトアップしています。清澄にして細やかな主の心尽くしに、感動を覚えます。

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